冷蔵庫効果的な使用法

商品は冷蔵庫内温度が適温に下がってから入れてください。

外気温度及び、その他の条件によって差はありますが冷蔵庫内は１〜３時間位で適温まで冷却する事ができます。

商品の出し入れは迅速に行ってください。

長い時間冷蔵庫の扉を開放したままにしておきますと外の暖かい空気が庫内に入り、冷えが悪くなり電気代もむだになります。

積荷は冷風が隅々までとどくようにしてください。

庫内の積荷の状況により温度分布が大きく変化します。常に商品全体に平均して冷風が触れるように通風を顧慮して適当に間隙をとってください。またエバポレー
ターの冷風吹出し口の真下や直前には商品を積まないで大きく空間を取ってください。

コンデンサの放熱を良くしてください。

コンデンサは月に１回程度清掃して、フインを常にきれいにすると同時に、通風をよくしてできるだけ冷たい外気を吸い込むようにしてください。

乾燥をきらう商品

野菜など乾燥をきらう商品は、カートンやポリエチレン袋などに入れてください。

野菜は冷えすぎないように

野菜や牛乳、ビール、清涼飲料水等は冷風吹き出し口付近におきますと、冷えすぎて野菜は凍傷をおこし、ビン類は割れる恐れがあります。商品の種類により、荷積場所、庫内温度を調整してください。

水分の多い商品の冷却には

常温の鮮魚、特にイカや生タコ、豆腐などの水分の多い商品を、むきだしのまま冷蔵庫ないに入れて冷却しますと、通常のデフロストで処置できない霜が冷却器（エバポレーター）に付着します。このような場合は商品にビニール等でカバーし、直接品物が庫内空気にさらさえれないようにして下さい。

高温の商品を一度にたくさん冷蔵庫に入れない

高温の商品を一度にたくさん冷蔵庫に入れますと、冷凍機装置の保護回路が作動して冷凍機が停止します、このような場合は、３５℃以下に冷やしてから少しずつ冷蔵庫へ入れてください。

特に商品の梱包の傷みが気になるものは

冷蔵庫のドア開閉を頻繁に行いますと、内部の商品の梱包材の外側に水滴がつきます。
ちょうど、ビールを冷やして冷蔵庫から出しておくと汗をかくのと同じことがおきるわけです、このような時は商品をビニール袋などに入れてから冷蔵庫へ入れてください。